寒い、ポッチの散歩に行くのが嫌だ。
ポッチに言い聞かせる、「春になったら散歩に行こうな。」でもこの牛には判らないらしい。
仕方ないのでポッチを放牧?しに行く、。
すでに目は「早く大自然の中に放してくれ。」と言っているようだ。
牛気、犬気、人気の無い事を確認して放牧作業を開始。
放牧を済ませると風当たりの少ない岩陰でうずくまる。
まるで遭難者だ、時折川の上流から雪が飛んで来る、寒い、耳が痛い。
早く帰ろ~よ、放牧から10分程度だ、寒い、寒い、超寒ーい。
ポッチを呼び寄せ「北からミサイルが飛んで来るから、帰ろ。」と言い聞かせて車に戻る。
しかし納得がいかない用で、隙を着いて脱走される。
病院の駐車場を走り回った後で、ようやく虹鱒釣り場の河原に誘導した。
ここは誰も居ないので安心だが、風よけも無く寒すぎる。
完全に冬の水になっている、見るからに寒そうだ。
ポッチ寒いから早く帰ろ~よ。
結局は河原に1時間以上も居た、この時期の放牧は大変だ、とにかく寒かった。
普通に街を散歩をしている方が暖かい事がよく判った。
ポッチには今日限りで牛を卒業させて、明日からは犬になるように言って置いた。