今日は天井糸を買いに行った。
最近は色々な素材の天井糸が有るが、どれも基本的に鮎釣りを考えて作られているようだ。
そもそも本流釣りに天井糸が必要か? と言えば、極端な細糸でなければ無くても釣りは出来るはず。
しかしポイントの状況等で手尻の長さを変えたりする事が多い私には必要なんですね。
今年は雨でベタ付いて天井糸のトラブルが結構多かったので、サバキの良い素材が欲しかったんです。
こんな時はよくトラブルが発生します、張りが有りサラッとした糸が欲しかったんです。
「スーパーPETモノ」が良いと聞いた、手に取って触ってみた感じではエステル??と言う感じでした。
エステルはかなり昔に鮎釣りと本流釣りに一時期使ってみたが、工夫をしても結束強度がかなり低く、特に本流釣りは使えませんでした。
スーパーPETモノの事を上州屋舘岡さんに聞いたところ「エステルの改良版らしい?」との事でした。
ダメ元で物は試しに購入、帰宅後にテストしました。
結果は...................結束強度に関しては失格でした。
様々な結び方をしました、何重もの8の字、捨糸を抱き合わせ、瞬間接着剤で固定等々…
私の脳ミソで考えられる結び方なんで程度は知れていますが...(笑)
本当はとても良い糸なんですよ?? 釣り道具屋泣かせのこの価格、上州屋で540円(税別)
昔のよりは多少は結束強度は上がった気はするが?? 本流釣りには水中糸の太さの関係から無理でしょう。
去年の台風の影響で場所によっては浮き石、転がって来たテトラ等が多いのでかなり根掛かりします、この結束強度では引っ掛かった仕掛けを、ジワ~ッと引いてくると天井糸がブツブツ切れると思います。
伸びが少ないので、かなり気おつけて結ばないと最悪アワセでも切れる?かもしれません。
一応言っておくとメーカーさんは恐らく本流釣りで太い水中糸を使う事は想定していないでしょう、友釣り基本で太糸なし、振り込み無し、アワセも無しでしょうね。
ヤマメ釣りでも細い水中糸であればバランスは取れると思います、また直線強度はかなり有る感じでした。
結び目を作らなければ強度は十分ですし、もちろん本流の大物釣りにも使えると思います。
張りも有り、竿サバキもサラッとした感触で、伸びも殆ど無く感度は良い、フロロより軽く折り返しタイプの天井糸にしても重さを感じなくて良いんですが結束強度が… 残念...
編み付け等の摩擦系でフロロ等の結びを使う糸を繋いで、絡み易い部分にリーダー的に使うしかないかな??
もしどなたか良い結び方を知っていたら教えてください。。
メーカーさんにもお願いが有ります。
現場で簡単に結んでも結束強度が有るエステルを作って下さいませ。(笑)